身体がゆがんでいませんか?
肩の高さが左右違ったり、足のラインが曲がっていたり、
身体はいつの間にかゆがんでいることがあります。
首や肩、腰、骨盤、脚などのゆがみに悩まされている方は少なくありません。
身体がゆがむ原因には不良姿勢や筋肉の硬さなどが影響していると考えられています。
ゆがみは身体本来が持つ働きを低下させるため、
肩こりやスポーツパフォーマンスの低下などさまざまな問題を起こします。
ここでは、身体のゆがみの原因や対処法などについて詳しくご紹介していきます。
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目次
身体のゆがみでよくあるお悩み
- 思うように身体が動かない
- 膝が痛くて階段をあがれない
- 慢性的な肩こりに悩んでいる
- 身体がだるくてやる気が沸かない
身体がゆがむとどうなるのでしょうか?
人間は進化の過程で二足歩行を獲得し、さまざまな道具を使いこなして現代まで生き抜いてきました。
しかし、この二足歩行は重力に抗う姿勢となっています。
そのため、私たちの身体には大きな負担がかかっています。
骨格は重力から身を守るために重要な役割を果たしています。
特に背骨は重力を分散させるためにS字状にカーブしています。
身体がゆがんでしまうと、このS字カーブが機能しなくなり、身体のさまざまな組織に悪い影響を与えてしまいます。
身体のゆがみとは
人間の身体は背骨が軸となっています。
背骨は緩やかなS字カーブを描いており、上半身の重みを背骨全体で支えています。
背骨の下には骨盤があり、背骨の土台として機能しています。
しかし、背骨のS字カーブが失われたり骨盤が左右にずれたりする場合があります。
この状態を身体のゆがみといいます。
身体がゆがむと、骨が本来の役割を果たせず、さまざま組織に負担が発生します。
身体のゆがみの種類
小さな身体のゆがみは誰にでもあります。
しかし、目にみえて身体がゆがんでいる場合は注意が必要です。
代表的なゆがみの種類についてご紹介します。
●背骨
背骨は日々重力の影響を受けています。
不良姿勢などが続くと、簡単にゆがみが生じる可能性があります。
・ストレートネック
首に本来備わっている緩やかなカーブが失われ、首がまっすぐになっている状態のことをいいます。
・猫背
肩が内側に丸まり、頭部が前方に出てしまった状態のことをいいます。
骨盤の後傾が原因の1つです。
・反り腰
骨盤が前に傾いてしまったことで、本来緩やかな腰の曲線が急になっている状態のことをいいます。
●骨盤
女性の骨盤は靭帯などが柔軟につくられているため、ゆがみやすい傾向にあります。
骨盤は身体の土台であるため骨盤がゆがむと他の部位のゆがみも誘発されやすくなるといわれています。
・前傾
骨盤が前方に傾いている状態のことをいいます。
・後傾
骨盤が後ろに傾いている状態のことをいいます。
・開き
骨盤が横に広がっている状態のことを言います。
●脚
・O脚
両足の内側を合わせたときに、両膝がくっつかず、外側に曲がってしまっている状態のことを指します。
・X脚
両足の内側を合わせたときに、両膝が内側を向いている状態のことです。
身体のゆがみのおもな原因
●筋肉の硬さ
筋肉が硬くなると骨の牽引力が変化するため、身体がゆがみやすくなります。
例えばX脚はお尻の殿筋群が硬くなり、膝関節が内側に傾くことで生じるといわれています。
●筋力の低下
筋力が低下すると骨を支えることができなくなるため、背骨や骨盤などがゆがみやすくなります。
身体のゆがみがもたらす症状
●肩こり
ストレートネックや猫背などで身体が前かがみにゆがんでいると、背骨のS字カーブの働きが失われます。
その結果、重い頭を首や肩の筋肉の力だけで支えることになるため、首や肩まわりの筋肉が常に緊張し、肩こりの症状が現れます。
●腰痛
反り腰や骨盤のゆがみが生じると、上半身を支える力が弱くなるため、腰の筋肉が酷使され、腰痛を感じることがあります。
●膝の痛み
歩くとき、O脚の方は膝の内側に、X脚の方は膝の外側に大きな負担がかかりやすくなっています。
負担がかかった部分の軟骨が徐々にすり減り、膝が痛むようになります。
●冷え
骨盤のゆがみによって血管が圧迫されると、血の巡りが悪くなり、身体が冷えやすくなります。
●内蔵の不調
骨盤がゆがむと、骨盤内で保護されている内臓の位置にもずれが生じます。
内臓が全体的に下がると、本来の力を発揮することが難しくなり、胃もたれや便秘など内臓の不調が現れることがあります。
また、ぽっこりお腹の原因にもなります。
●スポーツパフォーマンスの低下
身体がゆがんでいると筋肉を正しく動かすことが難しくなるため、十分な運動パフォーマンスを発揮できなくなることもあります。
●学力の低下
勉強するとき、脳はエネルギーを消費し、酸素を必要とします。
しかし、身体がゆがんでいると呼吸が浅くなり、酸素を十分に体内に取り入れることが難しくなると、集中力が失われて、学力の低下につながる恐れがあります。
身体のゆがみの対処法
些細な身体のゆがみは誰にでもみられます。
しかし、背骨や骨盤、脚など身体の重要なパーツが大きくゆがんでしまうとさまざまな不調につながります。
身体がゆがんでいると感じたら早めに対処しましょう。
ストレッチや、適度に運動をしてバランスよく筋肉をほぐすとゆがみが解消されやすくなります。
特に骨盤のゆがみは背骨や脚のゆがみを誘発する可能性があるため、ストレッチで重点的にケアしましょう。
身体のゆがみの対処法
●背骨の場合
・インナーマッスルを強化する
インナーマッスルは姿勢を維持するために使われる身体深部にある筋肉です。
インナーマッスルを鍛えることで正しい姿勢を取りやすくなるといわれています。
代表的なインナーマッスルのトレーニングには、ドローインやフロントブリッジ、腕立て伏せなどが挙げられます。
・ストレッチを行う
猫背の方は肩甲骨のストレッチを行うことで症状の緩和が期待できます。
まず、両肘を曲げます。
曲げた肘を肩よりも高い位置にあげます。
このとき、手は軽く拳を握り、胸元のあたりに軽く当てます。
そして息を吐きながらゆっくりと両肘を後ろに弾き、肩甲骨を引き寄せます。この運動を毎日5回ほど繰り返しましょう。
●骨盤の場合
・足を組まない
足を組むと左右の骨盤の高さがずれやすくなります。
座るときは両足を地面につけ、骨盤を立てることを意識しましょう。
・ストレッチを行う
骨盤のゆがみはお尻や太ももの筋肉をほぐすことで解消が期待できます。
まず、立った状態で片足を後ろに曲げ、足首を曲げた足と同じほうの手で握ります。
そして、おなかに力を入れ、かかとをできるだけお尻に近づけます。
この状態で30秒間キープしましょう。
●脚の場合
・ストレッチを行う
X脚を改善するには転筋を鍛えることが大切です。
あぐらストレッチを行いましょう。
まず、両方の足裏をくっつけたあぐらをかきます。
手で膝を強く押し、膝をできるだけ地面に近づけ、その状態で20秒間キープします。
身体のゆがみの対処法
●背骨の場合
・立っているときの姿勢を正す
立っているときは耳の穴と肩、くるぶしが一直線に並ぶことを意識します。
お尻を締め、おへその下に力を入れます。
・適度に身体を動かす
腰の筋力が低下すると身体がゆがみやすくなります。
適度に身体を動かし、筋力を維持しましょう。
デスクワークの方は前傾姿勢になりやすく、腰が前にゆがみやすいですので、腰を反らす運動を空き時間に行いましょう。
●骨盤の場合
・座っているときの姿勢を正す
座っているときは骨盤を立てることを意識することが大切です。
坐骨に左右バランスよく体重をかけます。背もたれには寄りかかり過ぎないようにします。
・温める
入浴で身体の芯から温まることで、筋肉のこわばりが軽くなり、ゆがみが解消されやすくなります。
湯船の中でマッサージすると筋肉がほぐれやすくなります。
●脚の場合
・内転筋を鍛える
O脚は内転筋が衰えることが原因の1つです。
予防するには内転筋のトレーニングを行いましょう。
つま先を正面に向け、足を軽く開きます。
そして、両膝の内側を20秒程度くっつけます。このストレッチを1日5セット行いましょう。
・正しい歩き方を意識する
O脚の方はつま先が外側、X脚の方は内側にゆがんでいます。
つま先を正面に向け、太ももを引き締めながら歩きましょう。
武蔵新城ビオス整骨院【身体のゆがみ】に対するアプローチ方法
身体のゆがみにはさまざまな原因があります。
当院では骨盤矯正・猫座矯正を軸に身体のゆがみを無理なく矯正します。
また、筋肉(インナーマッスル)の低下によりバランスを崩し骨格にゆがみが生じる場合もあります。
その場合は楽トレ(EMS)で体幹の強化を目指します。
著者 Writer
- アキヤマ ハヤト
秋山 隼斗 - 出身:神奈川県
横浜医療専門学校卒業。
神奈川県横須賀市で育ち、小・中・高とサッカーをしていました。
サッカーでケガをしてサポートして下さった方をみて、自分も同じように身体で困っている方を助けたい気持ちでこの職業に就きました。
一日でも多く楽しい生活が出来るよう
全力で対応します。
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