足のゆがみに悩まされていませんか?
外反母趾や扁平足は足のゆがみの一種です。
外反母趾は足の親指が人差し指側にゆがむ症状、
扁平足は足裏の土踏まずが消失してしまう症状
のことを指します。
外反母趾や扁平足は足の見た目が
変化するだけではありません。
外反母趾の場合、神経が圧迫されると
親指にしびれや痛みが現れ、
歩行が困難になることがあります。
扁平足は足裏のアーチ機能を失わせてしまうため、他のケガを誘発させやすくなるといわれています。
ここでは、外反母趾と扁平足、それぞれの症状や
対処法について詳しくご紹介していきます。
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目次
外反母趾・扁平足でよくあるお悩み
- 少し歩いただけでも足がだるい
- 足の付け根がいつも腫れている
- ヒールを履くと親指がひどく痛む
- 足の親指が人差し指の下に
入り込んでいる
足のトラブルはどうして
起こるのでしょうか?
外反母趾や扁平足は足にみられるトラブルです。
外反母趾や扁平足は生活習慣、身体のゆがみなどさまざまな要因が影響しているといわれています。
どちらも日常生活に支障をきたす可能性があるため、正しく対処することが大切です。
外反母趾の状態
外反母趾とは足の親指にみられる変形のことをいいます。
足の親指が人差し指方向に向かって「く」の字を描くような形になります。
外反母趾は先天的な原因と後天的な原因に分けて考えることができます。
●先天的な原因
遺伝によって外反母趾になりやすい方もいらっしゃいます。
特に、足の親指が人差し指より長い「ギリシャ人タイプ」の足の形をしている方は、靴を履いた時に指を圧迫されやすく外反母趾になりやすいといわれています。
●後天的な原因
後天的な原因はさらに内的要因と外的要因に分けることができます。
・内的要因
体型や身体のゆがみなど後天的に獲得した身体のつくりが影響している場合があります。
・外的要因
生活習慣などが影響していることもあります。
外反母趾のおもな原因
●ハイヒール
かかとの高い靴を履くと、身体の重みを前足部のみで支える必要があります。
かかとが高くなるにつれて前足部にかかる負担は大きくなり、4cmのヒールで1.5倍、10cmのヒールで3倍以上の負荷が前足部にかかるといわれています。
裸足の場合、前足部は扇状に広がることで力を分散させようとします。
しかし、足先の狭い靴を履いていると、指先が広がるスペースが確保できないため、親指が人差し指の方向に不自然に曲がってしまいます。
この状態が続くと次第にくせがつき、外反母趾となります。
●関節リウマチの合併症
関節リウマチは関節を破壊する病気です。
足関節の炎症や靭帯の緩みが起こり、足のバランスが失われることで外反母趾になる可能性があります。
外反母趾の症状
●関節の脱臼
症状が進行すると、人差し指や中指の下に親指が入り込みます。
変形がひどくなると関節が脱臼をします。
くせがついてしまうと自然に回復することは難しいため、手術を検討することもあります。
●胼胝(べんち)の形成
足の裏に胼胝(べんち)というタコのようなものが形成され、痛みを感じることがあります。
胼胝は、外反母趾によって足の横アーチ機能が失われ、足骨頭に負担がかかるために生じると考えられています。
●バニオンの発生
靴と親指の付け根が擦れると、「バニオン」という皮下滑膜包炎が起こり痛みや腫れ、熱感などが生じることもあります。
また、知覚神経が圧迫されることで親指がしびれることもあります。
扁平足の状態
扁平足は足裏が平たい状態のことをいいます。
本来あるべき土踏まずの部分が潰れている足の変形の一種です。
土踏まずの部分は足の縦アーチとも呼ばれており、衝撃を吸収するために重要な役割を果たしています。
しかし、扁平足になると縦アーチが機能しなくなるため、足が疲れやすくなるなどさまざまなトラブルにつながります。
※実は幼少期の頃は扁平足が一般的です。
少しずつ筋肉が発達していくことで土踏まずが形成されます。
そのため、お子様の扁平足は放置していても問題ないといわれています。
扁平足の原因
●筋力の低下
土踏まずを支える足部内在筋と足部外在筋などといった足の筋力が低下すると、縦アーチを支えることが難しくなり、扁平足になるといわれています。
歩き方や足にフィットしていない靴などが原因となることが多いです。
●年齢による腱の変性
土踏まずは後脛骨筋の腱が機能することによって保たれています。
しかし、年齢を重ねると腱が変性し土踏まずを支える力が弱まり、扁平足になることがあります。
扁平足が招くケガ
●足のケガ
足の縦アーチが機能しなくなるため、筋肉や腱を痛めやすくなり足底筋膜炎やアキレス腱周囲炎など足のケガを発症するリスクが高まるといわれています。
●膝のケガ
扁平足の方は足にかかった衝撃を吸収することが難しいため、膝への負担が大きくなり半月板損傷や前十字靭帯損傷などといった膝のケガが起こりやすくなるといわれています。
外反母趾・扁平足の
悪化を防ぐには?
外反母趾・扁平足の悪化を防ぐためには日常的に足に負担がかかる生活をしていないか考えてみることが大切です。
歩き方などが影響している可能性もありますので、足裏の筋肉を意識して鍛えることが大切です。
外反母趾の対処法
●ハイヒールを避ける
ハイヒールで長い間過ごすと外反母趾になりやすくなります。
特に長い距離を歩くときはハイヒールではなく、運動靴に履き替えるようにしましょう。
●ストレッチを行う
不自然な向きに曲がっている親指をやさしくストレッチします。
まず、ストレッチを行うほうの足と同じ側の手で足の土踏まずを握ります。
そして、もう一方の手で親指の付け根を持ち、ゆっくりと外側に開いていきます。
ストレッチは毎日続けることが大切です。
空いた時間に継続しましょう。
扁平足の予防法
●歩き方を見直す
扁平足の方は歩き方に問題があるため、足裏の筋肉が衰えている可能性があります。
歩くときは、かかとから地面につけ、滑らかにつま先まで体重を移動させたあと、つま先を使って地面を蹴るようにします。
●グーパー運動を行う
扁平足を改善するには縦アーチを支えている足裏の筋肉を鍛えることが大切です。
グーパー運動は簡単に行える足裏の運動です。
足指に力を入れ、ぎゅっと閉じたりぱっと開いたりを繰り返します。
もし、このとき、足指が開かない場合は足の裏の筋肉が硬くなっている可能性があります。
まずはマッサージで筋肉の緊張をほぐしてから再チャレンジしてみましょう。
武蔵新城ビオス整骨院
【外反母趾・扁平足】
に対するアプローチ方法
当院では、外反母趾でお悩みの患者様に対して硬く伸びなくなってしまった筋肉を手技療法(マッサージ)でゆるめていきます。
これだけでも痛みの軽減や、外反母趾の進行を抑えるのに有効です。
また、炎症を抑える超音波療法や、痛みの軽減にハイボルト療法も併用して行う場合もあります。
扁平足には手技療法で関節のアライメントを整え、テーピングやインソールで負担を減らすことも有効です。
外反母趾では、足の指の筋力の低下が起こっているので、ご自宅でできる筋力トレーニングなども指導いたします。
ビオス整骨院にご来院された外反母趾の患者様に共通しているのが、【骨盤のかたむき】や【体幹の筋力低下】から、歩行時に身体のブレが大きく、足に負担が大きい歩き方をされていることです。
このような患者様には骨盤矯正や体幹をトレーニングする楽トレもぜひ一度お試しいただければと思います。
著者 Writer
- アキヤマ ハヤト
秋山 隼斗 - 出身:神奈川県
横浜医療専門学校卒業。
神奈川県横須賀市で育ち、小・中・高とサッカーをしていました。
サッカーでケガをしてサポートして下さった方をみて、自分も同じように身体で困っている方を助けたい気持ちでこの職業に就きました。
一日でも多く楽しい生活が出来るよう
全力で対応します。
施術案内
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