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鵞足炎

膝の内側の痛みは
鵞足炎によるかもしれません

膝の内側が痛むとき、「鵞足炎」が疑われます。

鵞足とは、脛の骨の内側にある組織
縫工筋と半腱様筋、薄筋と呼ばれる股関節と膝関節を
動かすうえで欠かせない筋肉の3つの腱
集まった場所をいいます。

鵞足は付着する筋肉が細長い筋肉群であるため、
負担のかかりやすく痛みが生じやすい部位でもあります。

ここでは、鵞足の役割や鵞足炎の症状、対処法などについて詳しくご紹介していきます。

目次

鵞足炎でよくあるお悩み

  • 膝に引っかかりを感じる
  • 安静にしていても膝の内側が痛む
  • 膝の内側が腫れて熱っぽい
  • 膝が痛くて曲げ伸ばしができない

鵞足はどんな役割を
果たしているのでしょうか?

あまり耳にすることのない「鵞足」
実は膝を安定化させるうえで大切な役割を果たしている組織です。

鵞足炎はこの鵞足に炎症が生じている状態のことを指し、膝に痛みや引っ掛かり感を覚え、重症化すると歩けなくなることもあります。

鵞足とは

●構造

「鵞足(がそく)」は脛の骨の内側、膝から5cmほど下の部分にあります。
縫工筋(ほうこうきん)半腱様筋(はんけんようきん)薄筋(はくきん)と呼ばれる筋肉の3つの腱が骨にくっついている部位のことを指します。
ガチョウの足のように3つの腱が三叉に分かれていることから、このように呼ばれています。

鵞足には、「滑液包」という組織があります。
滑液包とは、全身の関節に存在する小さなジェル状の袋のことです。
中は液体となっており、骨と軟骨の間でクッションの役割を果たしています。

●役割

鵞足には、3つの筋肉の腱をつなぎとめる役割があります。
それぞれの筋肉の役割は次の通りです。

・縫工筋(ほうこうきん)

縫工筋は股関節の屈伸・外旋・外転、膝関節の屈曲・内旋を司る筋肉です。

骨盤の上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)から大腿骨の表側を通り、鵞足につながっています。
上前腸骨棘は骨盤の横にある骨で、一番突出している部分のことを指します。

・半腱様筋(はんけんようきん)

半腱様筋は、股関節の伸展と膝関節の屈曲・内旋を司る筋肉です。
坐骨結節から大腿骨の内側を通って鵞足へと向かっています。

・薄筋(はっきん)

薄筋は股関節の内転・屈曲・伸展膝関節の屈曲・内旋を司る筋肉です。
恥骨から大腿骨の内側を通って鵞足につながっています。

「鵞足」はこれらの腱をつなぎ、膝が過度に内旋しないようストッパーとして機能しています。
また、膝を安定させるうえでも重要な役割を担っています。

鵞足炎とは

鵞足炎は、鵞足に付着する筋や腱、滑液包などが炎症を起こしている状態のことを指します。

鵞足炎の原因

●オーバーユース

鵞足につながる縫工筋と半腱様筋、薄筋を使いすぎることが原因となることがあります。
ジャンプの繰り返しが多いバレーやサッカーのキックなど、膝の曲げ伸ばしや膝の内側に負担がかかる動きが組織を傷つけるといわれています。

付着する筋肉が細長い筋肉群であることに加えて、股関節と股関節双方の運動を司っているため、負担のかかりやすいことも炎症が起こる要因として考えられます。

●筋肉の硬さ

縫工筋と半腱様筋、薄筋などの筋肉が硬くなると、腱同士の間での擦れ合いが強くなり、腱を包んでいる腱鞘滑液包に炎症が生じて、鵞足炎が起こることもあります。

●運動器疾患

変形膝関節症などといった運動器疾患が鵞足炎を併発させることもあります。
中高年に多くみられ、軟骨の老化などによってクッションの役割を果たしていた軟骨がすり減ることで痛みをもたらす病気です。
変形性膝関節症になると痛みから歩き方が不自然になり、鵞足の周辺を痛めやすくなると考えられています。

鵞足炎の症状

膝の内側に痛みつっぱり感、腫れなどが現れます。
着地するときにズキっとするような痛みを感じることがあります。

初期の鵞足炎では、動き始めに違和感が現れます。
症状が進行すると、つっぱり感が慢性化し負担がかかっていないときでも痛みが続く「自発痛」を伴い、膝を動かせない状態になります。

鵞足炎の対処法・予防法

鵞足炎を発症してしまったら、まずは無理をしないことが大切です。
患部で炎症が起こっていますので、しばらくは激しい運動を避けましょう。

鵞足炎の対処法

●運動を中止する

鵞足炎を発症しているのにもかかわらず運動を続けていると、組織の炎症が広がり痛みが悪化します。
長引かせないためにも症状が落ち着くまでは運動を中止し、膝を休めましょう。

●患部を冷やす

患部を冷やすことによって、炎症を抑えます。
氷のうや保冷剤などをタオルに包み、15分ほど冷やしましょう。
冷やすことで痛みを伝える神経の伝達も鈍くなり、しばらく痛みが和らぎます。

また再び痛みが現れたら繰り返し冷やしてしばらく様子をみましょう。
※冷やしすぎると凍傷になる可能性があります。
1日3〜4回が目安で行いましょう。

●ストレッチで緊張をほぐす

痛みが治まり、膝を動かせるようになってきたらストレッチを行いましょう。
鵞足にくっついている縫工筋や半腱様筋、薄筋を伸ばして柔軟性を高めることで腱へのストレスの軽減を図ります。

●テーピングを施す

膝まわりにテーピングを施すことで鵞足への負担を軽減させ、痛みの緩和を図ります。

●低周波療法を行う

硬くなった筋肉に電気刺激を与え、血行を促進します。
その結果、痛みの緩和が期待できます。

●温める

炎症が引いたら患部を温めましょう。
血行が良くなることで回復が早まるといわれています。

鵞足炎の予防法

●オーバーユースを防ぐ

鵞足炎を予防するためには足のオーバーユースを防ぐことが大切です。
オーバーユースが起こる原因として次のようなことが考えられます。

・量が多すぎる
・負荷が大きすぎる
・頻度が多すぎる

間違ったトレーニング方法を続けていると、少しずつ筋肉に負荷がかかりケガにつながります。
身体の調子に合わせて調節することが大切です。

練習メニューに問題がないか、トレーナーやコーチと相談してみましょう。

●正しいランニングフォームを身につける

正しいランニングフォームは効率よく筋肉を使うため、ケガの予防につながります。
基本的なランニングフォームはサッカーやバレー、テニスなどの球技でも大切です。
ランニングフォームをマスターした上で、より専門的な練習に取り組みましょう。

●身体を労る

鵞足炎を予防するためには筋肉に疲れを溜め込まないことが大切です。
激しい運動をした後はぬるめの湯に浸かり、血の巡りを良くすることで身体が回復しやすくなるといわれています。

また、睡眠もケガの予防において大切です。
睡眠時に生成される成長ホルモンとは疲労回復や筋肉の修復にも作用するといわれています。
夜更かしは避け、しっかりと睡眠を取りましょう。

武蔵新城ビオス整骨院【鵞足炎】に
対するアプローチ方法

痛みの原因は、痛みを出している膝下の内側だけにあるわけではありません。
鵞足部についている筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)は、膝の屈筋群(ハムストリングス)、股関節の内転筋群から伸びてきているので、骨盤まわり・股関節まわり・太ももまでを手技療法(マッサージ)していきます。

マッサージは硬くなってしまった筋肉をゆるめ、関節の可動域を広げ、痛みを取る効果があります。
また、痛みを取るのにはハイボルト療法、炎症が強い場合には超音波療法鍼灸などを合わせて行うと効果的です。

症状がそれほど強くない場合は、テーピングアイシングストレッチなどのセルフケアをしながら練習を続けることもできます。
鵞足炎は、再燃のリスクが高いので体幹をトレーニングしていくことも効果的です!

著者 Writer

著者画像
アキヤマ ハヤト
秋山 隼斗
出身:神奈川県 
横浜医療専門学校卒業。

神奈川県横須賀市で育ち、小・中・高とサッカーをしていました。
サッカーでケガをしてサポートして下さった方をみて、自分も同じように身体で困っている方を助けたい気持ちでこの職業に就きました。


一日でも多く楽しい生活が出来るよう
全力で対応します。

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